あけましておめでとうございます。新年一発目のブログは「ココア」です。
コーヒー、紅茶、緑茶なんかに比べるとちょっと面倒臭いんですがちゃんと入れると、とてもおいしい飲み物です。アメリカだと「ホットチョコレート」の名で親しまれていて買い付けの時によく飲みます。
VAN HOUTENや明治、森永の「ダッチプロセス」という製法のココアパウダーは水に溶けやすいのですが、ココア特有の香りが引き立つのはやはり「ブロマプロセス」のもの。チョコレートブラウニーを作る時などにちょうど良いこの「ブロマプロセス」のHERSEY'Sの粉を使います。
ブラウニーなんかの焼き菓子にもこっちが向いています。
基本的な作り方はこの通りです。
が、まずはココアと少量の牛乳だけで練りましょう。
粉に対して本当に少量ずつの牛乳を入れながらしつこく練りましょう。最初は粉と牛乳がどうしても分離するのですがしつこく練ります。この時まだ鍋を火にかけてはいけません!
とにかく練ります。
少しづつココアの粉と牛乳が馴染んできます。
こういう状態から
少しづつ牛乳を足しながらこのような状態を作っていきます。
正直、ちょっと面倒臭いんですが根気良く混ぜると粉がダマにならずなめらかなペースト状になっていきます。
なめらかなペースト状になったら牛乳をしっかり入れてここで初めて火にかけます。
混ざりにくいココアパウダーを使用しているのですが、ココアの香りを楽しむためには絶対に焦がしてはいけません。なのでここで初めて火にかけるわけです。あと上記のように混ぜてみるとわかるのですがココアは熱で溶けるわけではないんですね。冷たい牛乳でもちゃんと混ぜればちゃんと溶けます。
あとは沸騰しないように気をつけながら温めていきます。そして少し温まったところで塩と砂糖を入れます。塩は必ず入れましょう!
うっすら湯気が立ってきたら出来上がりです。あとはカップに移して飲むだけです。